中建日報　2021年6月25日号

 
　建設コンサルタントのウムヴェルト（平賀勝秀社長）が2月に開設した平和公園前オフィスを訪ねた。同社にとって、広島市内では広島支店（南区段原）、統括事務所（同上東雲町）に続く3箇所目の拠点。
　横畠信也所長（写真）は、「繁忙期に入るタイミングだったこともあり、仕事に集中して取り組むことができた」とこの4ヶ月間を振り返る。「最近やっと一段落し、景色を楽しむ余裕もできた。窓から原爆ドームや平和公園が一望できる点が気に入っている」と話す。開設当初は2人体制でスタート。現在は、在宅勤務も含め6人のスタッフで運営されている。社員が増えたことで、広島支店が新型コロナウイルス感染拡大を背景にした拠点の分散化を図る目的もあるという。そのほかにも、好立地に魅力を感じ同社に興味を持つ就活生が増える効果も期待する。
　オフィスの運営で心がけていることを聞くと横畠所長は、「のびのびとできて、ストレスを感じない居心地のいい空間にしていきたい」とのこと。コロナの収束を見据え、周囲を散策してお店を開拓したいと笑う。